私が安倍総理なら

私が安倍総理に申し上げたいのはただ一言。

狂え!

 もちろん、吉田松陰先生の教えです。

 増税派の猛攻がすさまじい。
 ほとんど安倍さんに自分の死刑執行を宣言させようとしているところ。
 まさに土壇場。

 しかし、
 なぜむざむざと自分の死刑を受け入れなければならないのだ?
 最高権力者が。

 仮に、このまま「増税、なんとか景気対策」などという路線を採ったとする。
 経済的には失速間違いなし。当然、支持率は低下。誰も味方はいない。
 現に、安倍政権の野垂れ死には間違いなしと公明党が「靖国に行くな」と増長している。
 仮にそんなところで靖国に行っても、もう何もできまい。
 安倍さんの政治生命は終了。
 最高裁が昨年の衆議院選挙に違憲判決を突きつけてくるのは確定で、
「選挙やり直し判決」になった場合、どうなる?

 たとえ自民党の九割と公明党が反対でも、ここは
「国民を苦しめる増税はしない。
 私は国民を信じる。
 本当に増税が必要かどうか、国民の皆様に聞いてみたい」
と宣言する。

 もちろん、自民党が言うことを聞かなければ、本当に解散する。
 当然、公明党との連立は解消。
 いっそ、自民党を解党しても良いし、増税派九割を追い出しても良い。
 最低でも自民党の百人は残るだろう。新人が多いし。
 解散と総選挙の時期自体は総理が決められるし、仮に不信任案可決でも最低一か月の猶予はある。
 
 その間に新人を公募、野党安倍派を結集、すべての選挙区に増税反対派の候補を立てる。
 これで勝てるとは思わないけど、ここまでやれば最低百人の野党にはなる。

 誰が政権を獲ろうが、予算と法案を通すためには、安倍さんに頭を下げねばならなくなる。
 そこで国政は大混乱するだろうけど、破滅よりはマシ。
 少なくとも、戦って負けた方が

第三次安倍内閣

の目は残る。
 むしろ、戦後レジームそのものの自民党を叩き潰した方が、自主憲法制定の可能性は高いではないか。

 政治の世界では狂っていると思われることは決して損ではない。
 かつての小泉総理のように。

 増税しても景気を維持、とか訳の分からないことよりも、

 アベノミクスと増税、どちらが必要か、国民の皆様に聞いてみたい!

とやるべきだ。