責任ある言論〜緊急講演会「TPPの真実」再登場

ちょうど、一年前、「TPP亡国論」が全盛でした。TPPに交渉参加を表明した瞬間、「日本は終わりだ」とか、「アメリカの言いなりで何もできない」とか、「明治の先人たちが取り戻してくれた関税自主権を売り渡す気か」とか、「国体が壊れる」とか、意味不明に煽るTPP芸人の扇動が絶頂に達していました。

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リフレ派大勝利!

  もう昨日ですか。   黒田日銀第一回政策決定会合で、今年60兆円、来年70兆円の黒田バズーカを発射することに。   さすがに今の安倍&黒田に逆らうことはできまい。  とはいうものの、小泉政権の時、親中派つまりデフレ派が何をしていたかを研究すれば、逼塞にすぎないことがわかる。  小泉、安倍、福田、麻生のすべての政権で勝ち馬に乗り続けた親中派政治家を警戒すべし。   その名を 二階俊博   ここではっきり宣言しておく。 二階氏が仕切る限り、 国土強靭化には反対する!  さて、不自然なことを言ってますかな?

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か弱き卑怯者たちへ

本日より、肩書を一つ追加します。 リフレ派最弱のエコノミスト  私はエコノミストとか経済学者と名乗る資格は無いと自覚しています。 しかし、私よりはるかに経済学の基礎ができていない。 そもそも、学問や議論の基礎ができていない人間が平気で経済評論家を名乗れてしまう風潮をおちょくるため、リフレ派最弱のエコノミストと名乗らせていただきます。 日本におけるリフレ派の定義と該当する人物は、長年リフレ派として活動されてきた田中秀臣先生がなされている。  田中秀臣「『リフレ派』の系譜学」(『環』53号、2013年) 158頁注(2)を見よ。  別にどこかの誰かさんに、出典の示し方を教えてあげようとか、嫌味はないのであしからず。 学術文献を読んだことが無い不勉強な人間が「見よ、だなんて、倉山は礼儀知らずだ」と拡散しないか、内心期待しているが。  田中教授があげたリストの中から、政治家と芸能人と私が知らない人をはずして示すと、以下。 田中秀臣、岩田規久男、浜田宏一、原田泰、若田部昌澄、野口旭、安達誠司、飯田泰之、村上尚己、片岡剛士、中原伸之、上念司、勝間和代、矢野浩一、山形浩生、松尾匡、黒木玄、高橋洋一、宮崎哲弥、稲葉振一郎、中村宗悦、田村秀男、長谷川幸洋、山崎元、森永卓郎、倉山満、本田悦朗  錚々たる面々の中で、間違いない。 私が最弱である。 よって、今日よりリフレ派最弱のエコノミストを名乗る。 経済評論家や経済学者でありながら、私に負けた者は二度とリフレ派の悪口は言えないのは当然ながら、潔く廃業することをお勧めする。どうしても恥をさらしながら生き続けたいなら止めはしないが。  別に誰かに対する勝利宣言などしない。してやる価値もない。教員が学生のくだらない発表を質問一つで崩壊させても、勝利でも何でもなく、日常行為にすぎないのと同じだからだ。 見下すのみ!  以後、該当者の言説が私の視界に入った場合、何が起きてもその者の責任である。 追記一 一昨日の記事「質問状」に結果発表を追加した。  追記二 世の中には偽者と本物の区別がつかない愚か者がいる。 【消費増税】疾風にして勁草を知る、日本草莽はどちらか?[桜H25/10/2] http://www.youtube.com/watch?v=UzSF9UUt4bU  この題名の意味が「本物はどちらだ」という意味なのを知らないはずはなかろう。 見事なまでに偽者を本物と間違えている。 別に意見を異にするのは構わない。 しかし、プロとして人前に出してはいけない人間を世の中に出すな。よくもこのレベルで人のことを「デマゴーグ」と呼べたものだ。自分で言っている意味がわからないのだろうが。メール一本での番組降板でも、礼儀を尽くしすぎたと後悔している。せめて、次に私の視界に入った時のために精進するか、廃業すべきだな。  そして旧き友人として同情する。 今後も小保方晴子を番組に出し続けるような真似をするつもりか。  その時は、はっきりと言わせてもらおう。  お前たちは、…

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田母神さんを応援します!

たった今、田母神さんから電話がありました。  義によって助太刀致す!  ここに倉山塾塾長として、たもがみとしおさんを公式に応援します。  要請があれば、応援演説に行きます! たもがみとしお たもがみとしお たもがみとしお の名前を都民に大拡散してください。

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まじめな質問、答えて終わり

絶句。 一度でも霞が関で働いたら常識、ということも知らん人がいるのか。 しかも官僚で。  誰が言ったか知らないけど「木下次官を任命したのは安倍首相」というデマを流布する御仁がいるとか。  これ、はっきり言うけど、デマ。 本当に、「官僚でそれ言ったら馬鹿」級のデマ。 問題は、知らない素人さんはそれを信じてしまうからタチが悪いこと。 私の本を読まなくても、いろんな番組での話を聞いていたらわかりそうだけど。  前回の「まじめな問題」、官僚なら誰でも知ってる事例が一つはある。 言うまでもなく、橋口収が主計局長をやりながら次官になれなかった角栄人事。 ↑大体、ツイッターとか2ちゃんねるで私の悪口を拡散している奴の批判って、「橋口は国土庁次官になったじゃないか〜」級の常識の無いレベル。 自分で捕捉する気にならんから捨て置く。 官僚でそのレベルの奴がいるから、嘆かわしい。 わかんない人のために言っておくと、上の文章の「次官」って、書かなくても大蔵事務次官の事。  一般人にはまったく関係ないから知らないのは恥じゃないけど、 私の事を批判したいなら「知らなきゃ馬鹿」級の初歩的な霞が関の常識を言うと、主計局長をやると次官になるのが慣例。 例外は戦後4例しかない。2例は占領期の異常事態なので除外。 その内の1例が、角栄人事。 ここまで慣例として確立していることは、明文化されていなくても、 不文法として成立しているということ。  では、総理大臣が財務次官人事に介入した事例、角栄人事以外は? 少なくとも、大蔵省が財務省になってから、あったっけ? 総理大臣が簡単に大蔵次官(財務次官)の人事を動かせるなら、  即座に10個くらい事例が出てもおかしくないが、そうはならない。 2つ目でみんな悩む。 たとえば、涌井主計局長の場合は総理の拒否ではないので違う。   倉山塾の塾生さんが、以下のような情報を持ってきたので、さすがにその情報は素人意見でしょ?と思ったら、結構、官僚さんがネットで書いているものにもあるとか。   流されたデマを整理すると。 1.なぜ安倍総理はそもそも木下次官を任命したのか2.もし自らの政策に邪魔ならばなぜ罷免しなかったのか  2.の方、「だから、そんなことできた事例、あげてみろよ」で終了。 私の本を読めば、書いてあるけどね。  塾生の565さんが以下にまとめてくれたので、とりあえず引用。  現行の局長級以上の幹部人事については、各大臣の任命権は残しつつ、 平成12年の閣議決定に基づき、あらかじめ内閣承認が必要とされている。(約450人が対象) なお、内閣承認に際しては、事前に官房長官が主宰する閣議人事検討会議を開催している。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumuinkaikaku/forum/h191012/pdf/siryou05.pdf  事務次官、局長その他の幹部職員の任免を行うに際しては、 あらかじめ閣議決定により内閣の承認を得た後にこれを行うこととする http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumuinkaikaku/forum/h190724/pdf/siryou07.pdf (9ページ)  このあとの565さんの知見、霞が関人事にまったく予備知識が無い人でもわかりやすいけど、あえて言わない。虚心坦懐に読む気が無い人がいる場では公開しない。 「倉山塾に入らないとダメなんですか」みたいな人もいるけど、態度が悪い人があまりにも多いからわざと控えている。もともとここは何でも書く場だったけど、前回の「まじめな質問」までのアンチレスの多さ、私があきれるのわかるでしょ?  さて、総理には財務次官に対する人事権があるか。 はい。その通りですね。 形式的には総理大臣は拒否権を行使できますね。 では形式だけで動いているの?不文法は無視して良いの?  本当は「まじめな質問 その3」で聞こうと思っていたこと。  角栄人事と現在の安倍首相、条件は何が同じで何が違うか。  同じ・形式的な命令権限は存在する。・財務次官(大蔵次官)人事には、内定が存在する。・主計局長就任の時点でほぼ確定。これをひっくり返すのは不可能ではないが至難。  びっくりするのは、 この程度のことも知らないで、「木下が黒幕ってソースだせよ」とかほざいていたのか。この砦のアンチレス。  ちなみに、「ソース」ってまったく異なる二つの意味があるのですが、 おわかりでしょうか。嘲笑 ソースの定義が不明なので、答えようがありません。笑…

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