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大学では教えられない歴史講義アーカイブ

亡国前夜(6)―すべてを竹下登が決めた時代

2009年 10月 31日

 中曽根康弘内閣は長期政権となった。最初の三年間は田中角栄の傀儡として。田中曽根内閣などと称された。最後の二年は、田中が倒れ、最大派閥田中派が分裂し…


「国民」とは誰か。

2009年 10月 31日

 イェリネック先生の「国家」の定義を現代風に焼き直すと次のようになると考えている。 「領域の上に、ある価値観に基づく人間の集団が存在し、主権を有する…


校正の合間に、今更「総理の指南役」

2009年 10月 29日

 一一月中旬発売の単行本(一章を担当)の校正中、というか手動FAX送信中に書いてます。ネタの渋滞解消の内容です。且つ、「亡国前夜」の予備知識として。  …


華夷秩序は東アジア共同体の根拠か

2009年 10月 29日

 あー。またネタの大渋滞が…。皆様ハイレベルなご質問ありがとうございます。さらに嬉しい悲鳴です。とは言うものの、最近はあまり重くない内容が多くて申し訳…


華夷秩序とローマ万民法

2009年 10月 28日

 相当、実証主義的で定評のある中国史家でも勘違いしていることがある。「欧米に国際法があるならば、アジアには華夷秩序がある」との言説である。華夷秩序な…


生島さんご紹介と超満員御礼!

2009年 10月 28日

 案の定、昨日は書き込みできませんでした。三時間睡眠後、大学に直行して授業。で、そのまま高田馬場のイベントに。  嬉しい誤算。過半数が立見でした。さ…


他人を褒めることができるから大人

2009年 10月 26日

 皆様、熱心な書き込み、ありがとうございます。土曜日以来、大変な忙しさでして、明日の準備やら原稿やら校正やらなんやで皆様の御質問にお答えできない状態…


昨日の帝国憲法講義

2009年 10月 25日

 政治家の方の御参加が多い日でした。また、正論やチャンネル桜で私のことを知って来てくれた大学生の方なども増え、嬉しい限りです。  ネタ的には、順番を…


亡国前夜(4)―田中角栄は大政治家か

2009年 10月 24日

 田中角栄、良くも悪くも戦後日本を作った大政治家であると評されることが多い。本当か?  大蔵大臣として、高度成長期の日本の舵取りをした。その通りなの…


平成の征韓論?

2009年 10月 23日

 中井国家公安委員長の動きに注目していた人はいますか。  この砦を見ている人の中にはゆえあって正体を明かせない人や、色々な方法で色々なことを教えてく…


明治神宮にて禊しました

2009年 10月 22日

 今朝、6時30分から竹田恒泰先生をはじめ、竹田研究会で明治神宮で禊をしてきました。気持ちが良いものです。結構、色々な方もいらしてました。4時起き2時間睡…


亡国前夜(番外)―総裁任期と総理の任期

2009年 10月 22日

 日本郵政の新社長、斎藤次郎元大蔵次官に決定。鳩山首相は「一度民間人を経験している人だから天下りにはならない」との説明。もう、野党時代に武藤財務次官…


国土交通省は安全保障を所管?―北方領土問題での前提

2009年 10月 21日

 組閣の日から「国土交通大臣は安全保障を所管する」と言及してきたが、いきなりその様相を呈してきた。前原大臣、北方領土を視察し、「ロシアに不法占拠され…


亡国前夜(3)ー闇将軍と「憲政の常道」

2009年 10月 20日

 「闇将軍」と言われた田中角栄の絶頂期は昭和五十五年七月の鈴木善幸政権成立から昭和六十年二月に脳梗塞で倒れるまでである。その権力はいかほどのモノであ…


ソマリアのクイズ大会

2009年 10月 20日

 最近、日本国内の行く末が気になりすぎて、国際記事への関心が薄れてしまってよくないのだが、こういう記事を見ると、心の底から平和の尊さを痛感したくなる…


おさらいー「憲政の常道」とは

2009年 10月 19日

 「憲政の常道」とは、以下の三つの要素から成立します。 一、衆議院第一党の総裁が総理大臣になること。 二、政権交代の前か後には総選挙があり、国民が選…


亡国前夜(1)ー「憲政の常道」を守った池田勇人

2009年 10月 19日

 読者の方々はどう思われるであろうか。この砦で毎日のように強調しているように、来年の参議院選挙が日本の運命を決する本番である。民主党政権が参議院選挙…


亡国前夜(2)ー「憲政の常道」を破った三角大福

2009年 10月 18日

 鳩山故人献金問題、検察が本気になれば、いくら国民が忘れてもそう遠くない時期に問題となるであろう。「親の鳩山威一郎の代からの慣例でした」が言い訳にな…


色々お答え

2009年 10月 18日

 別にスルーしていた訳ではないのですが、あまりにもネタの渋滞がひどいので、即答できないものも多くありましたので、答えられる範囲で簡潔にお答えしていき…


天皇に主権があったのか

2009年 10月 17日

 今の教科書にはよく、「戦前は天皇主権、戦後は国民主権」と書いてあります。これは「戦前は天皇のような独裁者がいて暗黒の社会だった。それが今の憲法によ…


満員御礼及びお知らせ

2009年 10月 15日

 本日の倫理法人会「経営者モーニングセミナー」、超満員でした。朝早くからお越しくださり、熱心にお聞きいただいた皆様、ありがとうございます。今後ともお…


日本国憲法第五十条の欠陥

2009年 10月 14日

 まずは日本国憲法の第五十条【議員の不逮捕特権】をお読みいただきたい。 「両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず、会期前…


佐々木博士曰く「国民が皇室を見捨てたら・・・」

2009年 10月 13日

 皆様、熱くそして高水準な議論ありがとうございます。この砦が幕末の適塾のように高い知的水準の議論で、社会を動かせるようになればなあ、などと思っていま…


治安維持法など生ぬるい?―「改正の限界」があるならば

2009年 10月 12日

 仙台さんのご質問にお答えする形になります。同時にdodoさんへのお答えにもなっていると思います。それこそ尽きることがない深い質問であり、憲法学が現実の…


誰が憲法の無効を宣言できるのか

2009年 10月 11日

 たった今、非公開紹介制の茶話会から帰宅しました。こういう仕事も請け負っています。お気軽にお問い合わせを。  あと来週は、月に一度の(笑)、倫理法人…


もしも日本でファシスト政権ができたら

2009年 10月 10日

 まずはdodoさんの質問にそくしてご返答を。 一、帝国憲法下における、ファシズム政権に対する天皇によるクーデターの合憲性  まったくの合憲です。正確に…


判例と正義と衡平

2009年 10月 09日

 十月二日の叔父さんの息子さんの書き込みに対して、ある法科大学院の院生から解説して欲しいとの要望がありましたので、本編の方で別に所見を述べたいと思い…


国際連盟脱退(2)ー内田康哉という人

2009年 10月 09日

 内田康哉、明治・大正・昭和の三代のすべての御世において外務大臣を務めた唯一の外交官である。この人物、あまりにも無能なのである。満洲事変期の外交交渉…


国際連盟脱退(1)ー言い訳可能か?

2009年 10月 07日

 現在では昭和十六年十二月八日の開戦を正しかったと評する人はいまい。少なくとも負けた、という点で政府当局者の責任は否定できない。ただし、ソ連を警戒し…


金解禁と井上準之助の評価―専門家すら騙した城山三郎の嘘―

2009年 10月 06日

 今回は城山三郎の最も悪質な嘘について。色々と難しい話になるかもしれないが、「戦前の日本人は何に耐え、何には我慢できなかったのか」について謎解きをし…


近衛対東條―語らずの弁―

2009年 10月 05日

「加藤対清浦」は飛ばします。私の専門である「憲政の常道」はゆっくり本格的にやりたいと思います。本当は近衛対東條も飛ばしたかったのですけど、最低限二つ…