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大学では教えられない歴史講義アーカイブ

頭を下げるのは嫌いだが、結局主計局に弱い(前編)

2009年 07月 31日

 TBS版ではとにもかくにも悪役として描かれる大蔵省(現・財務省)である。  城山三郎版原作では、 天下の風越様が政策を考えてやるから予算をつけろ! と…


特権官僚の出世はすべてに優先する

2009年 07月 29日

 官僚の性癖としてしばしば批判されるのが、権限と出世への執着である。人間誰しもそのようなことは考えるものであり、ある種の活力ともなるが、度を超えると…


TBS版「官僚たちの夏」は来ない 第四回

2009年 07月 27日

 この『官僚たちの夏』は「国家を思う熱い官僚たちが、悪戦苦闘しながらも日本を復興そして豊かにしていく物語」だそうである。  主人公は、玉木局長か?…


地球は特権官僚を中心に回っている?!

2009年 07月 25日

 TBSも城山三郎も、実は風越信吾を悪役として描いているのではないか?と疑問に思う描写がある。  原作の114頁にすごい描写が。。。  地球は通産省を中…


竹田研究会で東條英利さんとお話してきました

2009年 07月 24日

 本日は二ヶ月に一度の竹田研究会の日でした。毎回、竹田恒泰先生の貴重なお話を聞かせていただいております。最近色々重なりましてとうとう昨夜から寝込んで…


土曜日は帝国憲法講義です

2009年 07月 23日

 本日、クラウゼヴィッツ学会でした。おいでいただいた方々、ありがとうございました。  演題は クラウゼヴィッツ的「戦争」観の終焉と吉野作造の「総力戦…


TBS版 『官僚たちの夏』は来ない 第三回補足

2009年 07月 21日

 ある講演会での話題である。現在、中華人民共和国の関心は、経済成長と一党独裁の維持だそうである。そこまではわかるとして、ある国を官僚統制の模範と…


TBS版「官僚たちの夏」は来ない 第三回

2009年 07月 20日

 今回は、日米繊維摩擦前後編の前編である。反米ナショナリズムと大蔵省悪玉扱いは相変わらずである。  ようやく、米ソ冷戦や安保闘争など政治的背…


TBS版「官僚たちの夏」は来ない 第二回 後編

2009年 07月 19日

さて、番組での通産官僚(の中の主人公の一派)の意識はどうか。 「民間に任せると共倒れになる」 「企業や国民を守るという通産省の大義」 「日本の産業は…


民間企業は悪?

2009年 07月 19日

TBS版では、やたらと通産省キャリア官僚が町工場の人々と仲良くする場面が多い。社運をかけた商品開発を企画提言するほどに。←こういうのは癒着ではないらしい…


2009年 07月 19日

業者に対して居丈高

2009年 07月 19日

 TBS版では、やたらと通産省キャリア官僚が町工場の人々と仲良くする場面が多い。  社運をかけた商品開発を企画提言するほどに。  ↑こういうのは…


反響と返信

2009年 07月 18日

 本日と木曜日の講演で皆様からお褒めをいただきました。執筆と講演の依頼もいただいております。公表して良い段階になりましたら、随時お知らせしていきます…


大臣は特権官僚(キャリア)に歯向かってはいけない

2009年 07月 17日

 城山原作の最高潮は、本命と目された風越信吾が、その横柄な態度が大臣の顰蹙をかい、事務次官になれなかった事件である。同期の玉木に敗れ、特許庁長官に回…


課長は総理より偉い?

2009年 07月 16日

 城山が理想化する風越信吾であるが、その態度が常に無用な混乱を招いているのである。  59頁では、総理(幣原喜重郎がモデル)が政権延命策として解…


かしわもち様

2009年 07月 16日

かしわもち様 7月8日以来、長らくお返事しておらず、すみません。 『役員室午後三時』読んでみます。 今後の予定ですけど、『官僚たちの夏』の次は …


学歴秀才は政治家より偉い?

2009年 07月 15日

 城山三郎は、政治家に対して居丈高であると言う一点で持って大蔵省を称揚している。ここは大蔵省を目の敵にするTBSとの違いである。  城山は要するに…


TBS版「官僚たちの夏」は来ない 第二回 前編

2009年 07月 14日

今回は、テレビ機の開発のお話である。  前回までと同様、 とりあえずアメリカが嫌い。 ついでに大蔵省も嫌い。 という訴えはよくわかるのだが、 さらに…


政治家に対する態度が横柄

2009年 07月 13日

主人公、風越信吾はとにかく政治家に対する態度が横柄である。完全に官僚としての矩を超えている。 代表的な例をあげていこう。 5頁では、風越信吾官房…


官僚は国会議員より偉い?

2009年 07月 12日

 原作の風越信吾は三権分立について誤解している。だから、政治家に対する矩を超えてしまうのである。 115〜116頁を引用しよう。  官僚たちの多く…


ランニング姿で接客

2009年 07月 10日

「特定の人の既得権益」に関しては追々解き明かすとして、本題は『官僚たちの夏』の風越信吾である。お断りしておくが史実の佐橋滋ではない。あくまで、読書感…


TBS版「官僚たちの夏」は来ない 第一回

2009年 07月 08日

TBS版「官僚たちの夏」は来ない 第一回 すごい!高級官僚は予言者だ?!  城山三郎作品の大ファンとの勤め人の友人が絡む、ふとしたきっかけで、TBSの「…


城山三郎が美化する官僚とは

2009年 07月 08日

ふとしたきっかけで読んだ『官僚たちの夏』であるが、血も凍った。  我、件の友人に伝えて曰く、 「あれが理想の官僚なのか?城山三郎は、佐橋滋に個人的恨…


城山三郎が賛美する人々

2009年 07月 08日

城山三郎。経済小説のさきがけである。私の専門である昭和史で言えば、濱口雄幸と井上準之助の友情を描いた『男子の本懐』など、筆力はすばらしい。二人の非業…


城山三郎との邂逅

2009年 07月 07日

ある日曜日の暮れ方のことであった。    円楽「今日おまえ学校で何を習ってきた?」   楽太郎「日中戦争だよ」  円楽「ほう、どんな戦…


2009年 07月 06日